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    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
084 坂長本店店蔵
(旧古河城文庫蔵)
江戸後期
(1751-1829)
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積55㎡
     
     
       
       
特徴等
坂長(さかちょう)本店は、江戸時代初期に旧古河城下大工町で両替商を始め、江戸末期からは酒問屋を営む商家である。通りに面して並んで建つ店蔵、袖蔵のほか、その背後に配された主屋、文庫蔵、中蔵、石蔵が登録文化財になっており、建築年代は江戸中期から大正後期にわたるが、旧古河城下の代表的商家の屋敷構えを今に伝えている。
店蔵は間口4間・奥行3間規模、土蔵造2階建で、街道に面して建っている。四周に半間毎に柱を立てた構造で、1階正面に土庇が付く。明治6年(1863)の廃城令にともなって古河城文庫蔵の払下げを受けて移築したものと伝えられている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いばらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2006-10-2

坂長本店店蔵(旧古河城文庫蔵)
(撮影:2005-10)
坂長本店店蔵(旧古河城文庫蔵)
(撮影:2005-10)