特徴等
結城酒造の浦里家は安政6年(1859)の酒造鑑札を持つ老舗造り酒屋で、結城市街西側に所在している。江戸時代の安政蔵と新蔵及び明治期の煉瓦煙突が登録文化財になっており、近世以来の造り酒屋のたたずまいを今に伝え、この地区の歴史的景観を形成している。
新蔵は南面する安政蔵の南西に建ち、北妻面で接続している。切妻造、桟瓦葺、外壁白漆喰塗で、太い柱を密に立て堅牢な構造とする。内部は1階が酒樽の貯蔵,中央部2階が物置となっている。慶応年間の建造物で、外観は質素であるが酒造施設として欠かせない施設である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/いぱらきの文化財(茨城県教育委員会HP)
2006-10-6
     
     
       
       
       
       
       
       
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    茨城県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
051 結城酒造株式会社
新蔵
慶応年間
(1865-1868)
木造2階建、瓦葺、建築面積79㎡
結城酒造株式会社新蔵
(撮影:2006-9)
結城酒造株式会社新蔵
(撮影:2006-9)
結城酒造株式会社新蔵
(撮影:2006-9)