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番号・名称 年 代   構造等
53 貫前神社本殿 寛永12年
(1635)
桁行三間、梁間三間、一重二階、入母屋造、妻入、向拝三間、檜皮葺
特徴等
貫前神社 (ぬきさきじんじゃ) は、一ノ宮市街地の北側の丘陵地に鎮座している。参道は下り参道と呼ばれる珍しい形式で、丘陵地の南側から登った後下りとなり、その先の低地に社殿が建っている。現在の社殿は三代将軍徳川家光の命による寛永12年(1635)の造営で、楼門、拝殿及び本殿の3棟が重要文化財に指定されている。いずれも装飾性豊かな美しい社殿である。
本殿は桁行三間・梁間三間、一重二階、檜皮葺で、拝殿の先に建っている。入母屋造、妻入の正面に三間の向拝を設け、前・両脇の三方に高欄付の縁を廻らしている。漆塗りや極彩色による装飾を施し、向拝の木鼻や蟇股等に彫刻も用いられた華麗な社殿である。
参考資料:まなびねっとぐんま(群馬県生涯学習センター)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-11-15
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    群馬県の重要文化財建造物    2017-12-20 現在
貫前神社本殿 (撮影:2005-10) 貫前神社本殿 (撮影:2005-10)