特徴等 |
富沢家は江戸時代初期以来大道新田の名主を勤め、米作、養蚕、麦・雑穀や繭の取引、馬による運送業などを営んでいた。住宅は木造2階建、入母屋造、正面約24m、側面約13mと大型で、屋根は美しい兜造りになっている。1階には広い土間があり、街道の荷物輸送の際の一時保管や整理に使われ、馬も飼育されていた。2階は1室で、養蚕に便利なように手すりをつけたベランダ状の張り出しを設けている。大型で豪壮な構えの建物である。 参考資料:現地の説明板(群馬県教育委員会・中之条町教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)/WEB GUNMA 2018-5-1 |
富沢家住宅 (撮影:2005-8) |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
37 富沢家住宅 | 寛政4年(1792)頃 | 桁行24.1m、梁間12.9m、二階建、入母屋造、茅葺 |
富沢家住宅 (撮影:2005-8) | 富沢家住宅 (撮影:2005-8) |
群馬県の重要文化財建造物 2017-12-20 現在 |