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番号・名称 年 代   構造等
34 塔婆 延暦20年(801) 石造三重塔、延暦廿年七月十七日の刻銘がある
特徴等
この塔婆は安山岩製の三重塔で、北に赤城山を望む畑の一角に覆屋に覆われて立っている。塔身の三層の部分は一石で造りだされており、上部に法華経を納めた穴と思われる探さ20cmほどの穴が彫られ、4面には衆生の安楽のために延暦20年(801)に小師道輪が建てたという趣旨の銘文が刻まれている。平安時代初期の地方における仏教文化を知る上で、非常に貴重な石造物として知られている。
参考資料:現地の説明板(新里村教育委員会)/桐生市HP/まなびねっとぐんま(群馬県生涯学習センターHP)
2006-12-2
       
       
       
       
塔婆 (撮影:2006-11) 塔婆 (撮影:2006-11)
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    群馬県の重要文化財建造物    2017-12-20 現在