番号-名称 年 代   構造等
310 川端家住宅
南内塀
昭和10年(1935) 板塀、瓦葺、延長2.9m
       
       
       
       
リストに戻る
    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
リストに戻る
特徴等
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。
南内塀は、中門の西に続く延長2.9mの板塀である。主屋の北東端部と中門を結ぶ位置にあり、前庭部と内庭部を画する役割を果たしている。構造形式は東内塀と同じく下段を縦板張、中段を鼠漆喰壁、上段を透かしとした構成で、瀟洒な数寄屋風の意匠をみせている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2006-11-23
川端家住宅南内塀 (撮影:2006-11) 川端家住宅南内塀 (撮影:2006-11)
h: