番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
309 川端家住宅 東内塀 |
昭和10年(1935) | 板塀、瓦葺、延長39m |
群馬県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
特徴等 |
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。 東内塀は、中門から東に延び、直角に北に折れて敷地奥に続く延長39mの板塀である。玉石積基礎の上に、地覆石と土台の間に飼石を据える。下段を縦板張,中段を鼠漆喰壁,上段を透かしとした構成で、腕木で軒を受け、桟瓦を葺く。東面中央部の高低差を巧みに処理するなど、簡素ながら質の高さが窺われる 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2006-11-23 |
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