番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
308 川端家住宅 中門 |
昭和10年(1935) | 木造平屋建、瓦葺、間口2.2m |
群馬県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
特徴等 |
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。 中門は、別荘の玄関正面に建つ1間1戸腕木門である。親柱を貫で結び、柱頂部で直接化粧棟木を受ける。貫上の小壁には木瓜形をモチーフとした板欄間を入れ、軒を木舞打の疎垂木とし、切妻屋根は起りをつける。小規模ながら,数寄屋風の洗練された意匠の門である。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2006-11-23 |
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