番号-名称 年 代   構造等
306 川端家住宅
南塀
明治(1868
-1911)中期
板塀、瓦葺、延長15m
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。
南塀は、敷地南面のほぼ西半分を囲う延長約15.1mの高塀である。玉石で築いた基礎の上に、地覆石を据えて真壁造の軸部を建てる。屋根は腕木で板軒を受け、桟瓦を葺く。明治43年(1910)の水害で相当に破損したが、同じ形式で復旧された。屋敷南の旧道側を区切り、街路の歴史的景観の構成要素となる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2006-11-23
川端家住宅南塀 (撮影:2006-11) 川端家住宅南塀 (撮影:2006-11)
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