番号-名称 年 代   構造等
305 川端家住宅
井戸屋形
昭和10年
(1935)
木造平屋建、瓦葺、建築面積9.9㎡
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。
井戸屋形は主屋の西側、湯殿の背面に連続して建っている。南北棟で切妻造、桟瓦葺、四方吹放しの建物で、中央部に井戸があり、四周は玉石を廻して段差をつくる。簡素な形式であるが、大規模な屋敷の水廻りの施設であり、生活空間の構成上欠かせない施設。南側の街道沿いに塀が設けられているので、外からは上部だけわずかに見える。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2006-11-23
川端家住宅井戸屋形 (撮影:2006-11)
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