番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
304 川端家住宅 湯殿 |
昭和10年 (1935) |
木造平屋建、瓦葺、建築面積9.9㎡ |
群馬県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
特徴等 |
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。 湯殿は主屋の西側、土間部の背面に位置している。南北棟で切妻造、桟瓦葺、真壁造の建物で、開口部にガラス戸を多く用いている。桁行をほぼ中央で間仕切り、南側を脱衣室、北側に風呂釜を設ける。小規模であるが、生活空間を物語る数少ない施設。南側の街道沿いに高塀が設けられているので、南妻面上部がだけわずかに望めるようだ。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2006-11-23 |
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