番号-名称 年 代   構造等
302 川端家住宅
味噌蔵
明治(1868
-1911)前期
木造2階建、瓦葺、建築面積40㎡
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。
味噌蔵は敷地の東辺、番頭部屋の北側にある2階建の土蔵である。切妻造、桟瓦葺の南北棟で、南妻面は番頭部屋と接している。壁は漆喰塗、敷地外側の腰を簓子下見板張とし、敷地内の西面には吹放しの庇を設ける。建設年代は明治前期と考えられており、屋敷東面の建築のなかでも際だった存在感を見せている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2006-11-23
川端家住宅味噌蔵 (撮影:2006-11) 川端家住宅味噌蔵 (撮影:2006-11)
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