番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
301 川端家住宅 番頭部屋 |
明治(1868 -1911)中期 |
木造平屋建、瓦葺、建築面積20㎡ |
群馬県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
特徴等 |
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。 番頭部屋は敷地東辺、大門の北側に建つ南北棟で、切妻造、桟瓦葺、内部は畳敷である。敷地外側の壁は漆喰塗、腰を簓子下見板張とするが、敷地内は真壁造で引違い建具を設け、鉄格子入の窓を大門側の妻面につける。大門の南側に建つ東穀蔵とともに屋敷入口を構成する。建設年代は明治中期頃と考えられている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2006-11-23 |
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