番号-名称 年 代   構造等
296 川端家住宅
奥蔵
明治(1868
-1911)中期
木造2階建、瓦葺、建築面積79㎡
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
川端家は旧中山道の街村集落である立石新田の豪農で、明治期には生糸関係で財を成したという。広大な敷地の中に江戸末期の主屋をはじめ、明治から昭和初期にかけて建てられた多数の建築群が配置されており、19棟の建造物が登録文化財になっている。大門や外塀を始め、多くの蔵が敷地の外周に沿って建ち、その屋敷構えを今に伝えるとともに、地区の歴史的景観を形成している。
奥蔵は木造2階建、切妻造、桟瓦葺の土蔵で、屋敷地の南西隅に南北棟として建っている。主屋側の東面に蔵前の庇を設け、観音扉の入口を設ける。両妻面に観音扉の2階窓をつくり、軒先に蛇腹を廻すなど、全体に丁寧な造りになり、重厚な姿を街路に見せて建っている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2006-11-23
川端家住宅奥蔵 (撮影:2006-11)
川端家住宅奥蔵 (撮影:2006-11) 川端家住宅奥蔵 (撮影:2006-11)