番号-名称 年 代   構造等
284 片山家住宅井戸屋 大正(1912
-1925)初期
木造平屋建、瓦葺、建築面積3.9㎡
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特徴等
片山家は旧溜池村の名主や、明治初期には戸長を務めた旧家で、住宅は新田溜池町の田園地帯のなかに建っている。生垣で囲まれた屋敷地に配された明治・大正の建造物6棟が登録文化財として登録されており、当地方の養蚕農家の屋敷構えを今に伝えている。
井戸屋は、四方転びの柱に切妻造の屋根をのせ、長屋門門口から主屋土間入口へ至る通路の中程東方に位置している。規模は桁行1間1尺・梁間1間ほどで、藪塚石の基壇上に建ち、井戸側は藪塚石を円筒状に積み上げ、上部は花崗石を井桁に組む。上層農家の屋敷構えを知るうえで貴重。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(太田市教育委員会)
2006-11-26
片山家住宅井戸屋 (撮影:2006-11) 片山家住宅井戸屋 (撮影:2006-11)
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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