番号-名称 年 代   構造等
225 白井屋 明治(1868
-1911)初期
木造2階建、鉄板葺、建築面積111㎡
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
白井屋(山崎家)はもと旅館業を営んでいた家で、三国街道脇往還に通じる新道に東面して建っている。周辺に中之条区裁判所などの官公庁舎がたちはじめた明治25年(1892)頃に宿屋を開業し、戦後は衣類などの行商人、富山の薬屋などが多く利用したが、時代の変化とともに徐々に客数も減り、昭和54年(1979)に廃業したとのこと。建物は間口7間・奥行5間半規模、切妻造の木造2階建で、2階に客間が5室あり、階下は玄関、帳場、居宅も含めて5室あった。表通りに面した格子戸や「旅人宿」の看板などは当時の姿をよくとどめており、明治期の宿屋の様子を今に伝える県内でも数少ない建物となっている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/中之条の文化財(中之条教育委員会)
2005-9-7
白井屋 (撮影:2005-8) 白井屋 (撮影:2005-8)