番号-名称 年 代   構造等
177 旧株式会社金芳織物工場鋸屋根工場(金谷レース工業株式会社鋸屋根工場) 大正8年
(1919)
煉瓦造平屋建、鉄板葺、建築面積298㎡
特徴等
この工場は、明治中期から昭和40年代の前半まで桐生で盛んに建てられた鋸屋根の織物工場の一つである。大正8年(1919)に8連の鋸屋根工場として建てられたが、機械刺繍の新工場建設などで現在は4棟になっている。外周壁を煉瓦造とし、木造で「鋸刃」状の屋根を架けた標準的な工場建築の造りを示す。壁体の煉瓦は埼玉県深谷市の日本煉瓦製造株式会社製で、イギリス積みと呼ばれる工法が採られている。桐生市内には今も約260棟の鋸屋根が残っているが、煉瓦造はこの工場だけとのことであり、京都西陣と並ぶ高級織物産地として知られる桐生の繁栄ぶりを今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/桐生市HP(教育委員会管理部文化財保護課)
2005-10-31
旧株式会社金芳織物工場鋸屋根工場
(撮影:2005-10)
旧株式会社金芳織物工場鋸屋根工場
(撮影:2005-10)
旧株式会社金芳織物工場鋸屋根工場
(撮影:2005-10)
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