特徴等
官立桐生高等染織学校は、繊維関係の高等教育機関として大正4年(1915)に創設され、大正9年(1920)以降、桐生高等工業学校、桐生工業専門学校と変遷し、昭和24年(1949)に国立大学設置法に伴い群馬大学工学部となり、現在に至っている。
この建物は桐生高等染織学校創立当初の本部および講堂として建築され、昭和48年(1973)に講堂と学部長室、来賓室などを現在地に移築したものである。建物は木造2階建、瓦葺で、外装は下見板張とし、ハンマービームを用いた妻飾りの意匠に特徴がある。講堂内部は、西欧・中世の教会堂に用いられた様式であるゴシックスタイルを基調としている。 往時の机・椅子なども残り、 大正時代の雰囲気を今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(桐生市教育委員会)/桐生市HP(教育委員会管理部文化財保護課)
2005-10-31
番号-名称 年 代   構造等
149 群馬大学工学部同窓記念会館
(旧桐生高等染織学校本館・講堂)
大正5年
(1916)
木造2階建、便所棟附属、瓦葺、建築面積592㎡
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
群馬大学工学部同窓記念会館
(撮影:2005-10)
群馬大学工学部同窓記念会館
(撮影:2005-10)
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群馬大学工学部同窓記念会館
(撮影:2005-10)
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