番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
102 元宿浄水場喞筒室 | 昭和7年 (1932) |
鉄筋コンクリート造平屋建、建築面積280㎡ |
群馬県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
特徴等 |
桐生市の水道事業は、昭和7年(1932)に全国で138番目に給水を開始した。渡良瀬川左岸の元宿浄水場で地下水を取水して濾過・処理した後、通称水道山の2つの配水池に送水し、ここから市内に配水された。ここ元宿浄水場では敷設当初の建造物5件(水道資料館、喞筒室、急速濾過場、調整池、接合井)が登録文化財として登録され、桐生の市民生活の近代化への歩みを今に伝えている。 喞筒室(ぽんぷしつ)は通称水道山の高区・低区配水池に送水するためのポンプを設置した建物で、旧事務所の西南に建っている。旧事務所と同様、縦長の窓や柱形により垂直線を強調した外観で、スクラッチタイル張の外壁や入口庇の装飾等に時代の特徴が見られる。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/まなびねっとぐんま(群馬県生涯学習センターHP)/ 2006-12-5 |
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