特徴等
正田醤油(株)は明治6年(1873)創業の醤油醸造会社で、東武伊勢崎線館林駅西口のすぐ近 くに所在している。敷地内に建つ江戸末期から大正初期の建造物6棟が登録文化財として登録されており、館林で栄えた商家・醸造場のたたずまいを今に伝えている。
正田記念館は、正田家が米穀商を営んでいた嘉永6年(1859)に店舗兼居宅として建てられた木造2階建、瓦葺の建物である。醸造業創業後その本社などとして使用されたが、昭和62年(1987)に現在地に移築し、正田家や会社の歴史にゆかりある品々を展示・公開している。建物主体部は木造2階建、桁行8間・梁間3間半、切妻造の南北棟で、南面と東面に半間の下屋を設け、北面に桁行2間半・梁間6間の平屋建を延ばすほか、西面は2階屋根を葺下ろして背面部を覆っている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/群馬県HP/正田醤油HP
2006-12-10
正田醤油正田記念館 (撮影:2006-11)
正田醤油正田記念館 (撮影:2006-11) 正田醤油正田記念館 (撮影:2006-11)
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
083 正田醤油
正田記念館
嘉永6年(1853)
昭和62年(1987)移築
木造2階(一部平屋)建、瓦葺、建築面積191㎡