茂原家住宅米蔵

特徴等

茂原家(しげはらけ)住宅は、織田氏2万石の城下町・小幡宿から約1kmほど南方に所在している。南面して建つ主屋の前庭を囲んで、東側に米蔵、西側に隠居蔵と西蔵がコの字形に配されている。建物はいずれも江戸時代の建築になるもので、江戸後期に築かれた敷地南側の庭園とともに、往時の農家のたたずまいを今に伝える。
米蔵は主屋の南東に西面して建つ2階建(一部3階建)の土蔵である。敷地側には全面に下屋をかけ、広い作業空間を生み出している。土蔵としては比較的規模が大きく、街路に面して敷地を画し、江戸時代の農村景観を今日に伝える。
参考資料：国指定文化財等DB(文化庁)／甘楽町HP
2006-11-23

番号-名称		年代	構造等
082 茂原家住宅米蔵		江戸後期 (1751-1829)	土蔵造2階一部3階建、瓦葺、建築面積55㎡


茂原家住宅米蔵 (撮影：2006-11)	茂原家住宅米蔵 (撮影：2006-11)

h：