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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
安中教会は、新島襄より洗礼を受けた湯浅治郎らによって、明治11年(1978)に創立された群馬県で最初のキリスト教会で、また、日本人の手によって設立された日本で最初の教会でもある。教会堂は、旧中山道の北側の道路に南面して建ち、道路を隔てた一画に温古亭、義圓亭、宣教師館が並んでおり、いずれも登録文化財となっている。
義圓亭(ぎえんてい)は、信徒の中村清次郎が建築し、牧師柏木義円の書斎として教会に寄付した和風建築で、温古亭の北西に位置している。桁行2間・梁間3間、切妻造、鉄板葺の木造平屋建で、6畳2室の西側に下屋を差し掛けて土間と便所に充て、南面東端に玄関を設ける。真壁造の簡素な建物であるが、たちが高いのが特徴で、開口部が多く、高窓もあり書斎らしい造りである。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/日本キリスト教団安中教会案内リーフレット
2005-11-16
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日本基督教団安中教会義圓亭
(撮影:2005-11)
日本基督教団安中教会義圓亭
(撮影:2005-11)
番号-名称 年 代   構造等
059 日本基督教団安中教会義圓亭
(旧柏木義円書斎)
大正9年
(1920)
木造平屋建、鉄板葺、建築面積36㎡