特徴等
安中教会は、新島襄より洗礼を受けた湯浅治郎らによって、明治11年(1978)に創立された群馬県で最初のキリスト教会で、また、日本人の手によって設立された日本で最初の教会でもある。教会堂は、旧中山道の北側の道路に南面して建ち、道路を隔てた一画に温古亭、義圓亭、宣教師館が並んでおり、いずれも登録文化財となっている。
教会堂は、新島襄昇天30周年を記念して大正8年(1919)に建てられた大谷石造のロマネスク会堂で、東を正面にして建ち、玄関を入った左隅部に角形鐘塔を設け、外壁に控壁を付ける。内部は単廊であるが、板張りの天井中央をヴォールト状にして三廊式の扱いとし、アプス(半円形の張り出し部分)両脇にはコンポジット式の大理石円柱を建てる。設計は古橋柳太郎。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/日本キリスト教団安中教会案内リーフレット
2005-11-16
日本基督教団安中教会教会堂
(撮影:2005-11)
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
057 日本基督教団安中教会教会堂
(新島襄記念会堂)
大正8年
(1919)
石造平屋一部2階建、銅板葺、建築面積171㎡、鐘塔付
日本基督教団安中教会教会堂
(撮影:2005-11)
日本基督教団安中教会教会堂
(撮影:2005-11)