旧東村花輪小学校校舎
(撮影:2006-11)
旧東村花輪小学校校舎
(撮影:2006-11)
旧東村花輪小学校校舎
(撮影:2006-11)
       
       
       
       
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    群馬県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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特徴等
旧花輪小学校は明治6年(1873)に開校した歴史のある学校で、みどり市東庁舎の西隣に位置している。平成13年(2001)に小学校の統廃合で廃校となり、校舎は旧花輪小学校記念館として、今泉嘉一郎や童謡「兎と亀」の作詞者として知られている当地出身の石原和三郎に関係する資料などを展示するほか、地域の文化活動の拠点として活用されている。校舎のほか、付属する門柱と今泉嘉一郎胸像所が登録文化財になっている。
校舎は、昭和7年(1932)に当地出身で日本鋼管(株)(現JFEホールディングス(株))の設立者である今泉嘉一郎の寄付により建設された。木造2階建、切妻造、フランス瓦葺、下見板張で、正面中央に玄関ポーチを張り出している。4間(7.2m)×5間(9.0m)の教室と北側片廊下は、明治後半から昭和初期の典型的な木造学校建築の形式である。昇降口部の窓構成や屋根上に設けられた腰折屋根窓(換気口)などに豊かな意匠が見られる。
参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁)/群馬県HP
2006-12-2
番号-名称 年 代   構造等
038 旧花輪小学校校舎 昭和4年(1929) 木造2階建、瓦葺、建築面積627㎡