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    福島県の重要文化財建造物             2017-12-18 現在
旧正宗寺三匝堂 (撮影:2006-3) 旧正宗寺三匝堂 (撮影:2006-3)
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特徴等
旧正宗寺三匝堂(きゅうしょうそうじさんそうどう)は通称「さざえ堂」と呼ばれ、飯盛山の北側中腹に建っている。寛政8年(1796)実相寺の僧・郁堂の建立になり、平面六角形で、内部には上りは右回り、下りは左回りという二重の螺旋状のスロープが造られている。「匝(そう)」とは「めぐる」という意味で、堂内を3回巡るので「三匝堂」の名がある。「三匝堂」は関東・東北地方南部に江戸中期以降に造られたが、二重のスロープを持つものは他に例をみないという。
参考資料:パーフェクトあいづ(あいづふるさと市町村圏協議会)/国指定文化財等DB(文化庁)

2006-3-16
     
     
       
       
番 号 名 称  年 代   構造等
021 旧正宗寺三匝堂  寛政9年(1797) 六角さざえ堂、向拝一間、向唐破風造、銅板葺