阿弥陀堂(白水阿弥陀堂) (撮影:2005-4) 阿弥陀堂(白水阿弥陀堂) (撮影:2005-4)
     
     
       
       
       
       
       
       
リストに戻る
    福島県の重要文化財建造物             2017-12-18 現在
リストに戻る
阿弥陀堂(白水阿弥陀堂) (撮影:2005-4) 阿弥陀堂(白水阿弥陀堂) (撮影:2005-4)
特徴等
白水阿弥陀堂は、岩城の国守・岩城則道の夫人徳姫(藤原清衡の娘)がふるさと平泉にある金色堂にならって永暦元年(1160)に創建したと伝えられている。方3間、単層、宝形造で、とち葺の屋根が優美な曲線を描き、典雅な意匠が施された内陣には本尊阿弥陀如来が安置されている。11世紀頃から、釈迦入滅2千年後は世の中が暗黒の世界になるという末法思想が広まり、王朝貴族は阿弥陀堂を建て、浄土に往生することを願った。浄土式庭園のなかにたたずむ阿弥陀堂は、平安びとの祈りを今に伝えている。
参考資料:願成寺白水阿弥陀堂案内リーフレット/現地の説明板(いわき市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-3-16
番 号 名 称  年 代   構造等
002 阿弥陀堂 (白水阿弥陀堂)
(国宝)
 
明永暦元年
(1160)
桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、とち葺