旧広瀬座 (撮影:2006-3) 旧広瀬座 (撮影:2006-3)
特徴等
この建物は、もと伊達郡梁川町の広瀬川川岸に明治時代からあった芝居小屋で、河川改修に伴いこの福島市民家園に移築された。上屋部分に舞台と中央土間を収め、下屋の部分に桟敷席や楽屋、入口ホールなどを配する。奥行4間弱の舞台中央は回り舞台で、床下にはそれを操作する奈落が設けられている。外観は土塗り真壁造、木羽葺で、開口部は巣すべて無双窓になっている。移築に際してほとんど創建当時の姿に復元され、往時の芝居小屋の様子を今に伝えている。
参考資料:現地の説明板(福島県教育委員会)/福島市民家園案内パンフレット/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-3-7
       
       
       
       
リストに戻る
    福島県の重要文化財建造物             2017-12-18 現在
リストに戻る
番 号 名 称  年 代   構造等
001 旧広瀬座 明治20年
(1887)
桁行29.1m、梁間16.6m、一部二階、入母屋造、妻入、四面庇付、こけら葺、西側面南端便所・風呂場附属
旧広瀬座 (撮影:2006-3)