特徴等 |
川島家はもと金地山南照寺と称し、慶長のころから会津若松 の先達南岳院配下の小先達として南会津50ヵ寺の取締を任されていた家柄で、住宅は南会津郡田島町の旧日光街道に面する敷地内に所在している。 旧南照寺千手観音堂は、この川島家の屋敷にある木造平屋建、鉄板葺の小規模な仏堂である。もと茅葺で、正面1間分は間口いっぱい向拝部分とし、虹梁や組物等で飾っている。正面の屋根のみ唐破風造とする独特の構えになる。屋敷地の奥手にあるが,旧街道から直接見通せる位置に建っており,広く親しまれている。 参考資料:国指定文化財等DB(文化庁) 2006-3-15 |
旧南照寺千手観音堂 (撮影:2004-5) |
旧南照寺千手観音堂 (撮影:2004-5) |
福島県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
150 |
寛政9年 (1797 ) |
木造平屋建、鉄板葺、建築面積25㎡ |
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