特徴等
川島家はもと金地山南照寺と称し、慶長のころから会津若松 の先達南岳院配下の小先達として南会津50ヵ寺の取締を任されていた家柄で、住宅は南会津郡田島町の旧日光街道に面する敷地内に所在している。
主屋は、寛政5年(1793)の火災後の再建になるもので、木造平屋建、寄棟造、鉄板葺(もと茅葺)の大規模な農家建築である。地元産の赤松の良材を用い、全体に力強い構成になる。屋敷内には観音堂も残されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/教育福島126号(1987年10月)
2006-3-15
川島家住宅主屋 (撮影:2004-5) 川島家住宅主屋 (撮影:2004-5)
       
       
       
       
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    福島県の登録文化財建造物      2018-12-28 現在
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番号-名称 年 代   構造等
149 川島家住宅主屋 寛政9年
(1797 )
木造平屋建,鉄板葺,建築面積172㎡
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