特徴等 |
甲斐家は、初代が幕末に酒造りを始め、その後麹製造、製糸業、味噌・醤油等の醸造業を営んだという商家で、住宅は多くの蔵が軒を連ねるふれあい通り(中央通り)に東面して建っている。 蔵座敷は、新潟より棟梁を招き7年余もの歳月をかけて建築されたという2階建、土蔵造の建物で、敷地奥に醤油蔵と接続して建っている。良質の材料を用い、外壁を漆喰壁として観音開扉を設けてる。1階はともに床・床脇付の21畳の上段ノ間と18畳の次ノ間からなり、2階を物置とする。蔵の町で知られる喜多方でも、大規模かつ重厚な建物である。 参考資料:国指定文化財等DB/甲斐本家案内リーフレット 2006-3-10 |
甲斐家住宅蔵座敷 (撮影:2006-3) | 甲斐家住宅蔵座敷 (撮影:2006-3) |
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福島県の登録文化財建造物 2018-12-28 現在 |
甲斐家住宅蔵座敷 (撮影:2006-3) |
番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
082 甲斐家住宅 蔵座敷 |
大正12年 (1923) |
土蔵造2階建、瓦葺、建築面積169㎡ |