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    福岡県の重要文化財建造物      2018-1-7 現在
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番号・名称 年 代   構造等
57 門司港駅
(旧門司駅)本屋
大正3年
(1914)
木造、建築面積812.86㎡、中央部二階建、石綿スレート及び銅板葺、四周上家附属、鉄骨造、鉄板葺、南面上家突出部(第二乗降場上家の一部):鉄骨造、桁行14.0m、梁間6.1m、石綿スレート葺
門司港駅(旧門司駅)本屋
(撮影:2018-10)
特徴等
司港駅は、明治24年(1891)に開業した門司駅の2代目駅舎として、大正3年(1914)に竣工した駅舎である。門司港地区の発展により、当初より約2百メートル西方の現在地に建設された。その後、昭和17年(1942)の関門鉄道トンネルの開通にともなって、門司港駅と改称された。本屋は、ネオ・ルネッサンス様式を基調にした洋風建築で、木造モルタル塗であるが、外壁を石貼り風にみせている。建物の中央部は「門」をイメージした2階建で、その左右に平屋建部分を配した左右対称の端正な意匠になる。門司港地区のシンボル的な建物で、この地区の発展を見守ってきた。見学した時は修理中のため全貌が見られなかったが、2019年3月に創建当時の姿でお目見えするそうである。
参考資料:国指定文化財等データベース(文化庁)/北九州市HP
2018-10-28
     
     
       
       
門司港駅(旧門司駅)本屋
(撮影:2018-10)
門司港駅(旧門司駅)本屋
(撮影:2018-10)