筥崎宮鳥居 (撮影:2011-10) 筥崎宮鳥居 (撮影:2011-10)
       
       
       
       
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    福岡県の重要文化財建造物              2018-1-7 現在
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番 号 名 称  年 代   構造等
005 筥崎宮鳥居  慶長14年(1609) 石造明神鳥居
特徴等
筥崎宮 (はこざきぐう) は平安中期の延喜21年(921)に社殿を建立し、延長元年(923)筑前大分宮 (だいぶぐう) より遷座したと伝わるが、諸説あって確定はしていないという。古来広く崇敬を集め、大分県の宇佐神宮、京都府の石清水八幡宮とともに三大八幡宮の一つに数えられている。
鳥居は、参道沿いの鳥居のうち楼門の一番近くに建つ石造の鳥居で、一之鳥居と称されている。慶長14年(1609)、藩主黒田長政が建立したとの銘がある。明神鳥居の一種であるが、島木と笠木が一体で造られてその両端が反り上がり、貫と笠木の長さが同じ異色の鳥居であり、「筥崎鳥居」と呼ばれている。柱は下太りで、三段に切れている。

参考資料:筥崎宮HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2012-11-2