特徴等
この建物は、大正6年(1917)に大阪商船門司支店として建てられたもので、海上からも望むことができ、門司港のランドマークとして広く親しまれている。建物は木造一部コンクリート造、2階建で、北の角にドーム屋根をのせた塔屋をを設ける。道路に面する部分は石、タイル、洗い出し外装が施され、構造的にはれんが枠コンクリート造で、背部はモルタル外装の木造である。設計は大阪建築士の草分け的存在である河合幾次。当時、門司港からは1ヶ月の間に台湾、中国、インド、欧州へ60隻もの客船が出航し、大阪商船ビルはその拠点の一つとして、1階は待合室、2階はオフィスとして使われいたとのことである。現在は市有化されて海事・イベント館として活用されている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/北九州市HP/門司港レトロHP
2018-10-28
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北九州市旧大阪商船
(撮影:2018-10)
北九州市旧大阪商船
(撮影:2018-10)
       
       
       
       
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    福岡県の登録文化財建造物      2018-10-28 現在
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北九州市旧大阪商船
(撮影:2018-10)
北九州市旧大阪商船
(撮影:2018-10)
番号-名称 年 代   構造等
134 北九州市旧大阪商船 大正6年(1917) 木造一部コンクリート造2階建、建築面積670㎡