特徴等
この教会堂は、小浜市街地の東部を北上して小浜湾に注ぐ南川の左岸に位置している。明治30年(1897)に煉瓦造平屋建の教会堂が完成し、その後昭和6年(1931)に木造の2階部分が増築され現在の姿になった。入母屋造の屋根の上に小さな塔をのせ、川に面して切妻屋根の出入口を張り出している。改造時の設計はバーガミニー、施工は奈良の大木吉太郎である。両者は聖公会の教会を多く手がけたが、その作風をよく示した一例である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/おばまの文化財(若狭おばま観光協会)
2006-6-20
小浜聖ルカ教会 (撮影:2006-6)
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小浜聖ルカ教会 (撮影:2006-6) 小浜聖ルカ教会 (撮影:2006-6)
       
       
       
       
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    福井県の登録文化財建造物      2018-12-16 現在
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番号-名称 年 代   構造等
141 小浜聖ルカ教会 明治30年(1897)
昭和6年(1931)改造
煉瓦造・木造2階建、瓦葺、建築面積144㎡