特徴等
勝山駅本屋は、大正3年(1914)に越前電気鉄道が開業した当初の駅舎である。木造2階建、寄棟造、桟瓦葺で、福井市産の笏谷石(しゃくだにいし)の基礎の上に建つ。外壁は真壁造、白漆喰塗で、周囲に吹放ちの庇を廻らし、これを支柱と方杖で支える。飾りのない素朴な地方鉄道の駅舎本屋で、往年のたたずまいを今に伝えている。南側の平屋建部分は、昭和になってからの増築である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2018-12-16
えちぜん鉄道勝山駅本屋
(撮影:2014-10)
えちぜん鉄道勝山駅本屋
(撮影:2014-10)
       
       
       
       
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    福井県の登録文化財建造物      2018-12-16 現在
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番号-名称 年 代   構造等
124 えちぜん鉄道
勝山駅本屋
大正3年(1914)
昭和初期増築
木造2階建、瓦葺、建築面積158㎡
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