番号・名称 年 代   構造等
30 建長寺法堂 文政8年
(1825)
桁行三間、梁間三間、一重もこし付、入母屋造、銅板葺
特徴等
建長寺は建長5年(1253)、大覚禅師蘭渓道隆を開山、北条時頼を開基として創建された臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山の第1位とされた。総門・山門・仏殿・法堂がほぼ直線上に並び、唐門・方丈はその左後方に建っている。山門の右に位置する嵩山門の先には、禅堂、昭堂、大覚禅師塔などがある。
法堂 (はっとう) は住職が説法をするお堂で、現在の建物は文化11年(1814)に再建された関東最大の法堂である。桁行三間、梁間三間、一重裳腰付、入母屋造、銅板葺で、説法の場としては本来尊像を置かないが、現在は千手観音像が安置されて儀式法要が行われている。
参考資料:現地の説明板(建長寺)/建長寺案内リーフレット・案内書/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-2-7
     
     
       
       
建長寺法堂 (撮影:2006-1)
       
       
       
       
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