番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
29 建長寺仏殿 | 寛永5年 (1628) |
桁行三間、梁間三間、一重もこし付、寄棟造、瓦棒銅板葺、もこし正面軒唐破風付 |
特徴等 |
建長寺は建長5年(1253)、大覚禅師蘭渓道隆を開山、北条時頼を開基として創建された臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山の第1位とされた。総門・山門・仏殿・法堂がほぼ直線上に並び、唐門・方丈はその左後方に建っている。山門の右に位置する嵩山門の先には、禅堂、昭堂、大覚禅師塔などがある。 仏殿は創建当初より4代目のものといわれ、東京芝・増上寺にあった徳川2代将軍秀忠夫人崇源院 (お江の方) の霊屋を正保4年(1647)に移築したものである。桁行三間、梁間三間、一重もこし付、寄棟造で、建長寺の本尊・地蔵菩薩が安置されている。 参考資料:現地の説明板(建長寺)/建長寺案内リーフレット・案内書/国指定文化財等DB(文化庁) 2006-2-7 |
建長寺仏殿 (撮影:2006-1) | 建長寺仏殿 (撮影:2006-1) |
神奈川県の重要文化財建造物 2018-1-24 現在 |