番号・名称 年 代   構造等
27 建長寺山門 安永4年
( 1775)
三間一戸二階二重門、入母屋造、正面軒唐破風付、銅板葺
特徴等
建長寺は建長5年(1253)、大覚禅師蘭渓道隆を開山、北条時頼を開基として創建された臨済宗建長寺派の大本山で、鎌倉五山の第1位とされた。総門・山門・仏殿・法堂がほぼ直線上に並び、唐門・方丈はその左後方に建っている。山門の右に位置する嵩山門の先には、禅堂、昭堂、大覚禅師塔などがある。
山門は三解脱門の略で、空(くう)・無相(むそう)・無作(むさ)をあらわし、この門をくぐることによってあらゆる執着から解き放たれることを意味している。現在の門は、安永4年(1775)に再建された唐破風、入母屋造、銅板葺、三間一戸の重層門である。上層には五百羅漢が安置されている。
参考資料:現地の説明板(建長寺)/建長寺案内リーフレット・案内書/国指定文化財等DB(文化庁)
2006-2-7
     
     
       
       
建長寺山門 (撮影:2006-1) 建長寺山門 (撮影:2006-1)
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る
    神奈川県の重要文化財建造物      2018-1-24 現在