番号・名称 年 代   構造等
21 宝城坊
本堂
万治3年
(1660)
桁行七間、梁間五間、一重、茅葺、向拝三間、銅板葺
22 宝城坊
旧本堂内厨子
室町前期
(1333-1392)
一間厨子、入母屋造、こけら葺
宝城坊本堂 (撮影:2007-1) 宝城坊本堂 (撮影:2007-1)
特徴等
宝城坊 (ほうじょうぼう) は、霊亀2年(716)行基の開創と伝えられる霊山寺の中の一坊で、日向薬師」と呼ばれて親しまれ、広く信仰を集めてきた古刹である。
本堂は霊山寺の本堂を引き継いだもので、万治3年(1660)に再建されたものと見られている。寄棟造、茅葺で、間口約20m、奥行約17m、高さ約10mの雄大な建物である。平成22 年から大規模な存修理工事が行われ、往年の美しい姿によみがえっているとのことである。
旧本堂内厨子は平安中期の本尊の薬師三尊像を安置する厨子で、入母屋造、柿葺、禅宗様を採り入れた厨子として最も古い例の一つといわれている。
参考資料:現地の説明板(伊勢原市教育委員会)/伊勢原市HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2007-2-8
     
       
       
       
宝城坊本堂 (撮影:2007-1) 宝城坊旧本堂内厨子 (撮影:2007-1)
宝城坊本堂 (撮影:2007-1) 宝城坊本堂 (撮影:2007-1)
       
       
       
       
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