番号・名称 年 代   構造等
18 関家住宅表門  江戸末期
(1830-1867)
長屋門、桁行20.7m、梁間3.7m、寄棟造、二階建、茅葺
19 関家住宅主屋 17世紀
(1601-1700)前半
桁行20.1m、梁間9.2m、寄棟造、茅葺
20 関家住宅書院  18世紀
(1701-1800)後半 
桁行9.3m、梁間6.8m、寄棟造、鉄板葺
関家住宅表門 (撮影:2007-1) 関家住宅主屋 (撮影:2007-1)
特徴等
関家はもと後北条氏に仕えた地侍と伝えられ、江戸時代には大庄屋を務めたといわれる旧家である。住宅は横浜市の北東部に位置する勝田町の谷戸の中腹に、中原街道に面して建っており、主屋、書院及び表門が重要文化財に指定されている。表門を入った右側に配された土蔵などと共に、江戸時代の上級民家の屋敷構えを今に伝えている。
表門は、江戸末期建築の寄棟造、茅葺の長屋門で、当初は平屋建であったが、明治期に養蚕のために2階建に改造されたものという。

主屋は、もとは入母屋造(現在は寄棟造)、茅葺、整形四間取の民家で、江戸前期の建築と見られている。
書院は寄棟造、茅葺で、主屋の南西に張り出す形で建っており、江戸後期の建造と考えられている。

参考資料:現地の説明板(横浜市教育委員会)/神奈川県HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2007-2-9
関家住宅書院 (撮影:2007-1)
       
       
       
       
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