番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
臨春閣第一屋、第二屋及び第三屋 | |||
15 第一屋 | 江戸前期 (1615-1660 |
式台、鶴の間、瀟湘の間、花鳥の間、台子の間及び縁より成る、一重、入母屋造、檜皮葺、四面庇付、こけら葺 | |
16 第二屋 | 江戸前期 (1615-1660) |
琴棋書画の間、浪華の間、住の江の間、繁の間及び縁より成る、一重、矩折入母屋造、檜皮葺、四面庇付、こけら葺 |
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17 第三屋 | 江戸前期 (1615-1660) |
一階 天楽の間、次の間、縁、二階 村雨の間、縁及び階段室より成る、二重、上重矩折寄棟造、檜皮葺、下重こけら葺 |
右から第一屋-第二屋-第三屋 |
第一屋 |
臨春閣 (撮影:2007-2) | 臨春閣 (撮影:2006-2) |
第二屋 |
第二屋 |
臨春閣 (撮影:2007-2) | 臨春閣 (撮影:2006-2) |
特徴等 |
この建物は、紀州徳川家初代・頼宣が慶安22年(1649)に和歌山の紀ノ川沿いの景勝地に営んだ別荘「巌出御殿(いわでごてん)」を移築したものである。第一屋から第三屋までが雁行形に配された数寄屋風書院造の別荘建築で、屋内には狩野派の襖絵などがある。宮家の別荘・桂離宮と並び称される別荘建築で、大正6年(1917)に三渓園に移築された。 参考資料:現地の説明板(三渓園)/三渓園案内リーフレット/国指定文化財等DB(文化庁) 2006-3-18 |
右から第二屋-第三屋 |
第三屋 |
臨春閣 (撮影:2006-2) | 臨春閣 (撮影:2006-2) |
神奈川県の重要文化財建造物 2018-1-24 現在 |