番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
005 横浜市開港記念 会館 |
大正6年 (1917) |
煉瓦・鉄骨煉瓦及び鉄筋コンクリート造、建築面積1,536.93㎡、二階建、地下一階、塔屋付、スレート及び銅板葺 |
特徴等 |
横浜市開港記念会館は、開港50周年を記念し、市民から寄付を募って建設され、大正6年(1917)に竣工した公会堂建築である。赤煉瓦に白い花崗岩を縞模様に入れ、建物の隅部に高塔(時計塔)や角ドーム、八角ドームを配するほか、尖塔や屋根窓を各所に設けて意匠をこらしている。大正12年(1924)、関東大震災にあって屋根と内部が焼損、この復旧にあたって、鉄筋コンクリートで構造補強を施し、これにともなって内部の意匠も新しくされた。長く失われていた屋根やドームは、横浜開港130年(1989)にあたり建築当初の姿に復旧された。交差点側の角に設けられた時計塔は「ジャックの塔」の愛称で親しまれており、大正期を代表する遺構である。 参考資料:現地の説明板( 2006-3-21 |
神奈川県の重要文化財建造物 2018-1-24 現在 |