番号-名称 年 代   構造等
177 白雲洞茶苑白鹿湯 大正5年
(1916)頃
木造平屋建、柿葺、建築面積13㎡
白雲洞茶苑白鹿湯
(撮影:2006-3)
特徴等
白雲洞茶苑は、大正初期に旧三井物産の初代社長・益田孝(鈍翁)によって建設された茶室で、大正11年(1922)に原富太郎(三渓)、昭和15年(1940)に松永安左ヱ門(耳庵)に引継がれた。その後、箱根登山鉄道に移譲され現在に至っている。白雲洞茶苑は寄付を含めて4棟の席と付属の岩風呂からなり、それぞれが登録文化財として登録されている。
白鹿湯(はくろうとう)は、寄付東の一段低い位置に築かれた浴室である。大岩を巧みに利用し上屋をかけて造られた岩風呂で、寄付からは急勾配の階段で連絡する。太い丸太を組んだ軸組に外壁、屋根下地とも丸太を密に打ち並べた独特の造りで、山荘の浴室にふさわしい素朴で雅趣に富む意匠になる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/白雲洞茶苑案内リーフレット
2006-4-5
白雲洞茶苑白鹿湯
(撮影:2006-3)
白雲洞茶苑白鹿湯
(撮影:2006-3)
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    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在