番号-名称 年 代   構造等
175 白雲洞茶苑
対字斎
大正11年
(1922)
木造平屋建、柿葺、建築面積44㎡
白雲洞茶苑対字斎
(撮影:2006-3)
特徴等
白雲洞茶苑は、大正初期に旧三井物産の初代社長・益田孝(鈍翁)によって建設された茶室で、大正11年(1922)に原富太郎(三渓)、昭和15年(1940)に松永安左ヱ門(耳庵)に引継がれた。その後、箱根登山鉄道に移譲され現在に至っている。白雲洞茶苑は寄付を含めて4棟の席と付属の岩風呂からなり、それぞれが登録文化財として登録されている。
対字斎は、2代目の庵主・原富太郎が居室を兼ねて造った茶室で、白雲洞の東に建ち、寄付を介して渡廊下で連絡する。炉を切った主室8畳八畳に四畳の水屋が付き、見晴らしの良い 2辺の広縁をもつ。東寄り傾斜地の部分は掛造りとし、変化に富んだ外観を造る。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/白雲洞茶苑案内リーフレット
2006-4-5
白雲洞茶苑対字斎
(撮影:2006-3)
白雲洞茶苑対字斎
(撮影:2006-3)
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