番号-名称 年 代   構造等
173 白雲洞茶苑
寄付
大正(1912
-1925)初期
木造平屋建、柿葺、建築面積20㎡
白雲洞茶苑寄付
(撮影:2006-3)
特徴等
白雲洞茶苑は、大正初期に旧三井物産の初代社長・益田孝(鈍翁)によって建設された茶室で、大正11年(1922)に原富太郎(三渓)、昭和15年(1940)に松永安左ヱ門(耳庵)に引継がれた。その後、箱根登山鉄道に移譲され現在に至っている。白雲洞茶苑は寄付を含めて4棟の席と付属の岩風呂からなり、それぞれが登録文化財として登録されている。
寄付は白雲洞などに至る苑路の最も手前にあり、これらの茶室の寄付となる建物である。4畳半の南東隅を欠いた変形平面の座敷と2畳の次の間からなる。筋違に欠いた南東部分は、湾曲した丸太の桁を用い、扇状に小丸太の垂木を配して化粧軒を造る巧緻で斬新な意匠となる。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/白雲洞茶苑案内リーフレット
2006-4-5
白雲洞茶苑寄付
(撮影:2006-3)
白雲洞茶苑寄付
(撮影:2006-3)
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    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在