番号-名称 年 代   構造等
146 横浜市水道局青山水源
事務所旧青山取水口
明治30年
(1897)
玉石詰鉄柵造取入堤(高さ4.6m、長さ8.2m)及び流水水門(高さ2.4m)、導水鉄管2条よりなる 
横浜市水道局青山水源事務所
旧青山取水口 (撮影:2007-4)
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特徴等
明治20年(1887)に全国で始めて横浜市に近代水道が敷設されたが、この旧青山取水口は、第1次拡張期の遺構である。それまでの相模川左岸におけるポンプアップによる取水施設を廃して、約4km上流の道志川上流右岸に建設されたもので、自然流下方式により下流の浄水場に送水された。浮遊物を防ぐため、鉄柵の内側に詰めた玉石の間から水を流入させ、英国製の2本の鉄管で直接取水する構造としている。明治30年(1897)から大正4年(1915)まで使用されたが、その後は上流の鮑子取水口が使用されている。
参考資料:現地の説明版/国指定文化財等DB(文化庁)

2007-9-20
横浜市水道局青山水源事務所
旧青山取水口 (撮影:2007-4)
横浜市水道局青山水源事務所
旧青山取水口 (撮影:2007-4)
    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在