番号-名称 | 年 代 | 構造等 | |
140 二ヶ領用水 久地円筒分水 |
昭和16年(1941) | 鉄筋コンクリート造、直径16m |
二ヶ領用水久地円筒分水 (撮影:2007-1) |
特徴等 |
二ヶ領用水(にかりょうようすい)は、江戸初期の慶長16年(1611)に完成した多摩川を水源とする農業用水で、その名前は川崎領と稲毛領の二ヶ領にまたがる用水であることに由来するという。久地円筒分水は昭和16年(1941)に建設された施設で、サイホンの原理の応用により湧き上がった水を、円筒の周囲に配された4つの水路に振り分けるものである。現在では農業用水としての役割をほぼ終えたが、その後各地に造られた円筒分水の初期の例として貴重な施設である。 参考資料:現地の説明板/国指定文化財等DB(文化庁) 2007-2-11 |
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二ヶ領用水久地円筒分水 (撮影:2007-1) |
二ヶ領用水久地円筒分水 (撮影:2007-1) |
神奈川県の登録文化財建造物 2018-12-27 現在 |