番号-名称 年 代   構造等
109 小田原文学館(旧田中光顕別邸)別館 大正13年
(1924)
木造2階建、銅板葺、建築面積245㎡
小田原文学館(旧田中光顕別邸)別館
(撮影:2006-2)
特徴等
小田原文学館の建物は、明治の政治家田中光顕が別荘として建てたもので、南町・西海子(さいかち)小路に北面して建っている。この界隈は、江戸時代は武家屋敷が建ち並び、明治以降は別荘地として多くの文学者たちが住んだところで、いまも当時の面影を残している。
別館は、木造2階建の和風建築で、白秋童謡館として活用されている。大正13年(1924)の建築で、入母屋造、瓦棒銅板葺、正面右に玄関を設け、各階に銅板庇を廻す。内部は開放的な数寄屋風の意匠で、玄関奧には洋室をもつ。昭和12年(1937)建築のスペイン風の本館とともに、近代の別邸建築のたたずまいを今に伝えている。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/現地の説明板(小田原文学館)
2006-2-22
小田原文学館(旧田中光顕別邸)別館
(撮影:2006-2)
小田原文学館(旧田中光顕別邸)別館
(撮影:2006-2)
       
       
       
       
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    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在