特徴等
鎌倉国宝館は、大正12年(1923)の関東大震災により鎌倉の社寺建造物や仏像などが被災したことから、貴重な文化財を災害から護るため、昭和3年(1928)に鶴ヶ岡八幡宮の東鳥居近くの境内に建設されたものである。鎌倉市域、近隣の社寺に伝来する彫刻・絵画・工芸・書跡・古文書・考古資料などさまざまな文化財のうち、代表的な作品の多くが寄託され、保管・展示されている。
本館は、岡田信一郎の設計による、鉄筋コンクリート造の高床式校倉風建築である。正面玄関の階段部分にせり出した屋根を4本の柱が支え、正面扉には、当時の鎌倉町の町章をデザインしたステンドグラスがはめ込まれている。

参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/鎌倉国宝館HP
2006-1-30
鎌倉国宝館本館 (撮影:2006-1) 鎌倉国宝館本館 (撮影:2006-1)
番号-名称 年 代   構造等
077 鎌倉国宝館本館 昭和3年
(1928)
鉄筋コンクリート造2階建、瓦葺、建築面積799㎡
h:      
     
       
       
       
       
       
       
リストに戻る
リストに戻る
    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在