特徴等
山口家は江戸中期より上粕谷で名主を務めていた旧家で、明治時代には当主の山口左七郎がこの地域における自由民権運動の中心的役割を担い、後に第1回衆議院議員を務めた家柄である。屋敷はもと上粕谷の石倉にあったが、幕末に曳家をして現在地に移された。
主屋は六間取りの民家で、2階は明治初頭の増築である。1階の座敷は書院風、2階は数奇屋風の造りで、上質の木材を用い、欄間の透彫や障子の組子などにも精巧な細工が施されている。
参考資料:現地の説明板(伊勢原市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)
2007-2-12
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山口家住宅主屋 (撮影:2007-1) 山口家住宅主屋 (撮影:2007-1)
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
045 山口家住宅
主屋
江戸末期(1830-1867)
明治1年(1868)移築
木造2階建、鉄板葺、建築面積291㎡
山口家住宅主屋 (撮影:2007-1)
    神奈川県の登録文化財建造物      2018-12-27 現在